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2015.08.14 (Fri)

〈ミッション・インポッシブル〉 マニアックな楽しみ(笑)

『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネーション』は素晴らしい出来でした!ネタバレになるといけないので内容には触れませんが、私個人的には、音楽に好感が持てました。

TVシリーズのラロ・シフリン作曲の劇中曲の数々に、あるときは忠実に、あるときは現代風に大胆なアレンジで、そしてあるときには思いきりエキゾチックに編曲。そして全体を通して紛うことなく『スパイ大作戦』の様式美を踏襲している、という具合。見事な手腕だと思いました。

そして、さらにこのシリーズについての私のとても個人的なお楽しみ。それは、サイモン・ペッグ(MI-3より参加)とジェレミー・レナー(前作より参加)の共演であります。
知ってる人はよく知っている。お二人とも、英国産名作ゾンビ映画での人気者です。

三度のメシよりゾンビ映画が大好きな私が「大傑作3本を挙げろ」と問われたら必ず挙げる2本、『ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年)』と『28週後(2007年)』。共にロンドンが舞台のイギリス映画であります。
サイモン・ペッグは『ショーン~』の脚本と主演。ジェレミー・レナーは『28週後』に主人公を助ける重要な役割で準主演をされております。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』はコメディですが、最後にはホロリと泣かせ、温かい気持ちにさせてくれる大傑作。何度見ても大笑いし、そして泣いてしまいます。
https://youtu.be/4ZnBzDt4oHg

『28週後』は、近年流行(?)の「全速力で走るゾンビ」の先駆け的作品で、その全編に渡る緊迫感は半端じゃありません。ジェレミー・レナーは「感染拡大の場合は住民全員を射殺」の命令に反して主人公の姉弟を逃がす、アメリカ軍の悲しみの兵士を演じております・・・ううう、思い出しただけでも涙々です。
https://youtu.be/idmX6gOmZlM

マニアックな話で恐縮ですが、好きな人にとっては夢のようなお二人の共演であります。

二大スター


(終り)

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テーマ : 洋画 ジャンル : 映画

21:18  |  ゾンビ・ホラー・SF・アクション映画  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2014.08.14 (Thu)

〈プチ妄想〉美しいホラーアイコン『貞子』

有楽町マリオンでハリウッド版『ゴジラ』を観た後、余韻に浸りながらJR有楽町駅に向けて歩いていると、人ごみの向こうに強烈な視線を感じた。

いや、正確に言うと「視線」ではない。既にこの添付写真やタイトルでネタバレしているように、それは『貞子』なのだから、長い前髪で視線は隠れているのだ。
視線ではなく、私に当てて発せられている鋭い波長のようなものを感じたのだ。

その波長に導かれるようにその方向に人波をかき分けながら進むと、そこに『貞子』がいた。夏の夜の熱を奪うように降り注ぐ小雨に濡れながら、彼女は立っていた。「パチンコ屋の宣伝をしているの」と彼女は言った。

「パチンコ屋の宣伝」とはいっても、見る限り、立ち止まるのは「カワイイ!」と言って写メを撮りたがる女子高生だけだ(もちろん彼女たちは店に入ることはできない)。あまり宣伝の役に立っているようには思えない。

「雨の中、大変だね」と私は貞子に声をかけた。彼女は消え入るような声で答えた。
「私がいた井戸の中に比べれば、全然まし」
「そうか・・・」私は彼女の過酷な人生を思い出した。彼女の両手の白い指先に目をやったが、相変わらずすべての爪は抜け落ちたままだった。

彼女は私の視線に気づいたが、指先を隠そうともせず答えた。
「爪はもう生えないみたい。私はこうして生きてゆくの」

私は言葉を失い、二人の間にしばらく沈黙が続いた。
彼女のぐっしょりと濡れた黒髪から、そして白衣の袖から、ぽたぽたと水滴が垂れ続けた。貞子はじっと見つめる私の視線を避けるように若干うつむいたまま、身じろぎもせず立ち尽くしている。

私は愛おしさでたまらなくなり、思わず貞子の濡れた身体を抱き締めた。細い肩を抱き寄せ、雨に濡れた黒髪に顔を埋めた。懐かしい井戸の匂いがした。髪を撫でると、頭蓋骨の陥没した箇所もそのままだった。泥がついたままの肩口に唇を当てた。

「これから二人で生きて行こう」私は彼女の耳元で囁いた。

彼女の返事は無かった・・・。


(終り)

パチンコ貞子
写真は有楽町で撮ったものです。もちろん人形です。

「白装束に長い黒髪を垂らした」というモチーフは非常に日本的なものだと思っていましたが、世界中の人が同じように恐怖を感じるようですね。
貞子登場以来、「心霊動画」と呼ばれる投稿ビデオは、世界各国どれもこれも出てくるオバケは白装束に黒髪ばかりです(笑)。

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22:30  |  ゾンビ・ホラー・SF・アクション映画  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2014.08.12 (Tue)

ついにハリウッド版ゴジラ観た!

ついに、ついに実現。そしてとうとう観れました(感涙)。

ネット上では5年くらい前から「ハリウッドでゴジラのリメイクが進行中」という噂が頻繁にありました。しかしながら「予告編が公開!」をクリックしたら『クローバー・フィールド』と『パシフィック・リム』の繋ぎ合わせだったり、「新ゴジラのデザイン画を発表!」をクリックしたら、ファンが書いたデッサンだったり・・・。

ホントはもうリメイクなんか無いんだという諦めと、いや今度こそ本当のニュースだとの期待が交互に訪れる、この5年間でした。


●●●
初代ゴジラ壊した有楽町の「日劇」、まさにその場所で新作ハリウッド版のゴジラが観られる幸せ!
マリオン

まだご覧になっていない方のために内容に触れる話は差し控えますが、、、いや〜、本当に良かった! まるで日本人の監督が撮ったみたいに、ゴジラ映画の大事なところは踏襲されていました。驚きました。

そして、あらためて思いました。ゴジラ映画には、日本映画の昔からの美意識がありますね。黒澤明監督の『用心棒』とか、山田洋次監督の『フーテンの寅さん』シリーズにあるような。
彼には何の得も無いのに、ひとりリスクを背負って会ったばかりの人たちのために尽くして、そして何も言わずに・・・。
日本人が思う、人としての美しさの反映なんでしょうね、きっと。

ハリウッド版『ゴジラ』、そんな様式美が踏襲されていました。美しい映画でした。

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23:01  |  ゾンビ・ホラー・SF・アクション映画  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  編集  |  Top↑

2012.04.15 (Sun)

ついに観た! 映画『ムカデ人間』

やっと以前から観たくてたまらなかった『ムカデ人間』を観ることができました。ずっと週末が忙しくてレンタルDVD屋さんに半年くらい行っていなかったのです。



「新作コーナー」の前で驚きました。
なぜだかこの湘南のハイソな街、逗子のDVDレンタル屋さんに、この『ムカデ人間』が3枚もあり、うち1枚は貸し出し中。私の他にも好事家、同士がいるのかとうれしいやら気持ち悪いやら(苦笑)、微妙な気分です。

いそいそとカウンターに向かったら、よりによってこんな日に、このレンタル屋開店以来の最大の美女店員(超カワイイ!)がレジに。ちょっと躊躇しましたが、エロビデオを借りてるわけじゃないので構わず渡します。大きく「15禁」と書かれていますが構わず。支払いが済んで袋に入れて手渡してくれる際、私の目を見つめてにっこりと笑ってくれました。ああ・・・こんな女性とムカデのようにつながりたい。そのようなことを思うわけの無い、いつも沈着冷静な私であった(笑)。

夜中、家人が寝静まってから観ました。
予告編の印象から、てっきりユーモアの入ったホラーだと思っていたのですが、全編マジにガチンコのグロ映画です。お笑いで緊張感を解く要素は全くありません。これじゃ楽しめる客層は限られます。(もちろん私は大満足でした。笑)

キチガイ博士のキャラクター作りや演出が素晴らしく、この監督がただ者ではないことは一目瞭然。これが「第一章」で全部で三部作ということですが、今後の展開が楽しみです。よりグロ方向の新機軸を突き詰めるか? 多くの観客を獲得できるようにユーモアの要素も入れてみるのか?



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15:09  |  ゾンビ・ホラー・SF・アクション映画  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2011.02.02 (Wed)

ジョン・バリー死去

私の大好きな、映画音楽作曲家のジョン・バリー氏が1月30日に亡くなったそうで・・。
ニュースはこちら。

私は007シリーズが大好きで、1974年の『黄金銃を持つ男』以来、一作も欠かさず映画館に観に行っています。
つい先日もブログに書いたばかりです。 「007 ジェームズ・ボンドの不思議」
あのシリーズが大好きな理由のひとつに、「音楽」があります。
ジョン・バリーの音楽は、スケールが大きい。

007シリーズは、ベニスだとかエジプトだとかイスタンブールだとか、めったに旅行にも行けないゴージャスなところが舞台になることが多くて、その画面のスケール感が売り物のひとつ。
そのスケールを、ジョン・バリーの音楽はさらに広げてくれました。
あの激しいアクション映画に、ゆったりとしたジョン・バリーの音楽。他の多々あるアクション映画の中で007映画の独特の雰囲気を創り上げ、「格」を上げていたのは、彼の音楽だったことはまちがいないと私は思います。
スクリーンがさらに横に広がったような気さえしました。

諸般の事情で、007シリーズの映画の製作に間が開いたこともありました。
そうしたとき、ビデオレンタルも無かった時代、私は我慢できずにジョン・バリーが音楽を担当している、他の映画を観に行ったりしたものです。
おかしな楽しみ方ですけど、目をつぶって音楽だけを聴いていると、どんな映画もジェイムズ・ボンドがそこにいるような気がしたものです。なにしろボンド映画には、アクションやサスペンスはもちろん、ロマンス、異国の旅情、SF、そしてコメディ・・映画の何もかもが入っていますから、他のどんな映画を観ても、ジョン・バリーの音楽さあれば、そこにボンドがいるような気になってしまう。(笑)

ジョン・バリーが音楽を担当していない007は、ちょっと物足りない感じがしたものです。

近年の数作は、デヴィッド・アーノルドという人がやっていて、この人が実に良い。
ジョン・バリーそっくりに曲を書いてくれます。
まるで、『ルパン三世』の山田康雄のあとを継いだ栗田貫一のようだ。いやほんとに。

しっかりと後継者は育っている。すごく大事なことだ。
亡くなってしまって残念だけど、すばらしい楽曲は残っている。そして、後継者もいる。
何事か成した人は後世に残すべきものを残している。
ほっとしております。


ジョン・バリー代表作の数々。ゆったりと、スケールが大きい。


RIP



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