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2011.11.19 (Sat)

「重要な仕事ほど家でする」法則

まず、「雑用優先の法則」というものがあります。
会社や役所にお勤めの経験のある方なら、ピンとくるものがあるでしょう。

そう、組織で仕事をしていると、どういうわけだか、重要な、つまり売上げや利益の大きい案件よりも、重要度の低い雑務の方が「優先」して行われなければならないことが多々あるのだ。

「○○さん、ちょっといい?」という上司の一言で、明らかに今掛かっている仕事よりも重要度の低い用事に先につきあわなければならなくなる。

また、どうにも業績の芳しくないお得意様の、どうにも先行きの暗い(つまり市場性の無い) 案件について、これまたどうにもパッとしない担当者たちの社内会議に巻き込まれ、一日の午後すべてを費やすミーティングに毎週出席させられる。自分たちで何が課題なのかわかっていないのでとにかく社内ミーティングに同席させるのだ。
本来は最優先にすべき他の重要案件に費やす時間が奪われる。

さらには会社のパソコンは多くの場合、今や普通の家庭の普通のパソコンよりも性能が劣っている。パワーポイントどころか普通にメールを打っているだけでしょっちゅうフリーズする。つい2ヶ月くらい前に新しいのに取り替えたばかりなのに。企画書を書いている最中に頻繁にフリーズし、作業時間が無駄になる。

(1) 会社にいると、必ず重要度の低い雑用を優先せざるを得ない。
(2) パッとしないお客様ほど対応に時間を取られる。
(3) 会社のパソコンは家庭にある普通のパソコンより性能が劣る。
この主として3つの理由によって、「重要な仕事ほど家でやる」という法則が生まれる。(もちろん企画書作りとか資料作りといった内勤部門の仕事です)
本当は今はほとんどの企業では、機密情報なんとかのルールによって、家にパソコンのデータを持ち帰ったりメールで送ったりして作業をしてはいけないことになっている。
でも、上にあげた(1)(2)(3)の理由によって不要な長い残業をすることになっても、多くの企業の場合、今や社員の半数以上が「名ばかり管理職」なので残業代も出ない。

自分の身を守るためには、「大事な仕事ほど家で短時間で片付ける」とするしかないのだ。(繰り返しますが、企画書や資料作りといった内勤の仕事です)

さて、「家」が子供たちが走り回ってうるさいとか、嫁がでかい声でしゃべりっぱなしでうるさい等の理由で仕事にならない場合はどうしましょうか。
ひとつは、「みんな寝静まってから夜中にやる」。これじゃ体を壊します。
もうひとつは、そう、、、

「スタバにパソコン持ちこんで、やる」

(笑)



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2011.11.09 (Wed)

「名刺に1行追加」で4ヶ月・・・後日談

数日前に、弊社の大企業病の表れとして、「会社で名刺に新しいプロジェクト名を1行追加して表記しようと申請書を出したら、許可されるまで紆余曲折、実に4ヶ月かかった」という話を書きましたが、その後日談です。

今日、さっそくそのプロジェクトのメンバーの1人が、たまたま手持ちの名刺が切れつつあるので、増刷の際にその新しいプロジェクト名を追加表記してもらうべく、これまた申請書にその旨を書いて、これまた同じく「しかるべき部署」に提出した。申請書には、プロジェクト名と、親切にも表記する場所と仕上がりイメージがわかりやすいように、私が自分の名刺をスキャンした画像にパワーポイントでプロジェクト名を貼付けたイメージ見本をA4に拡大して、添付した。


●●●

今日の午後のことだ。その「しかるべき部署」の男性社員が私の席にやってきた。
「○○さん、ちょっといいですか?」
そう言って、彼は私を近くの打ち合わせブースに招いた。

彼はファイルケースからA4の紙を何枚か出し、そのうちの1枚を指差して私にこう言った。
「これ、何ですか?」

それは前述した私のプロジェクトのメンバーが書いた名刺増刷の申請書に添付された、私がパワーポイントで試作したデザイン見本のシートだった。
彼は、そのプロジェクト名を指差して私に「これです。これ何ですか?」ともう一度尋ねた。

私は、ははあ、新しく名刺に入れてもらうこのプロジェクト名称がどういう活動をしているものなのかわからないので質問に来たのだと思い、説明した。
「ああ、これは、○○を研究するプロジェクトの名前ですよ。今一番注目されてるターゲットですから」

彼は私の説明を遮るようにして、またそのプロジェクト名を指差して同じことを質問した。
「ええ、ええ。ですから、これ何ですか?」

あ、この名称の意図を知りたいのだ、と私は思った。見た人が、ちょうど今の場面のように「これ何ですか?」と興味を持ち、そこで会話が始まるようにと、わざとすぐには意味のわからないひねった名称にしてあるのだ。
私はまさに期待通りの効果だと思い、笑顔で答えた。
「ああ、これですか。これは○○○○の略ですよ。面白いでしょ?こうやって初めて会うお客様と名刺交換の時に会話がはじまるじゃな・・・」

「ええ、ええ、だから、これ何ですか?」
彼は明らかに私の話を途中で遮り、同じことを聞いた。同じ口調で、まったく同じトーンで。私の説明などまったく意に関していない様子で。

「え?」
私は意味がわからず聞き返した。
すると彼は若干のいらつきを声色に表して私にこう尋ねた。
「これです。この名刺は○○さんの名前が入ってますが、これは何ですか?」

くるくる頭をフル回転させていろんな可能性を考えて、やっと彼の質問が意図していることがわかった。
「しかるべき部署」から来た彼は、私がわかりやすさのために善かれと思ってわざわざパワーポイントで作った名刺のデザインイメージを見て、「自分らに許可無くこのような名刺を勝手に作っている」と思い込み、私を咎めに来たのだ。

こいつら、ホントに馬鹿か・・・。
私がこのデザイン見本を添付して申請書を提出して、許可するまで4ヶ月も経っている。
そして今頃、その添付資料について「これ何ですか?」だ。

しかも、質問の本意のわからない私に対し、自分が意図することを説明しようという意思はまったく無い。一方的に「だから、これ何ですか?」と繰り返すばかりで、私の方がそれを察するのが当たり前だと思い込んでいる。一体、何を根拠に、私の方が気を利かすのが当然だと思っているのだ???

かつて子供の頃に散々嫌な目に合った、生徒を最初から悪者だと決めつけて言い分も聞かずに一方的に責め立てる学校の先生どものことを思い出して、腹の底から怒りが湧いてきて、吐き気がした。

お前ら、同じ社員だろう? 何がそんなにエライんだ? そのエラさの根拠は何だ?

興奮して逆に血の気が引くような思いがしたが、私は彼らの心情は理解できる。
現場の仕事ができなくなった人たちなのだ。能力が足りなかった、いや向いていなかった。あるいは健康上の理由・・・。

現場の社員の稼ぎで自分らは給料をもらい、喰っている。家族を養っている。それはわかっている。だから常に社内で引け目を感じている。社内から馬鹿にされているんじゃないかと、いつもびくびくしている。だから、虚勢を張らなきゃならない。偉そうに見せなきゃならない。自分らの仕事がいかにも全社的に重要なものだと思われるように見せなきゃならない・・・。

いろんなことが一瞬に頭を巡り、目の前のその「しかるべき部署の男」が哀れに見えてきて、私はそのシートがパワーポイントで作ったダミーであって、実物の名刺ではないことを丁寧に説明した。

彼は「ああ、そういうことでしたか」と満足した表情で、少し笑顔すら浮かべて帰って行った。
おそらく彼は、自分の権威が相手を (つまり私を) 従順にならしめたのだと思って満足していることだろう。

・・・いいじゃないか、みんなが自分のことを幸せに思えれば。


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2011.11.04 (Fri)

「名刺に1行」・・・4ヶ月かかった

言うのも恥ずかしい。書くのも恥ずかしい。弊社の大企業病もここまで来たか・・・。
いや、案外、日本企業ってどこもこんな感じなのかも。


●●●

「景気停滞」どころか、景気の縮小の昨今。
弊社もお仕事の新たな開拓のために、みんな必死でいろいろ知恵を絞り、汗をかいている。

私を含む社内の有志が、日本の市場の中でも購買力のある、あるターゲット層について、日常の仕事の合間を縫って研究をしている。少しでも新しいビジネス開拓に役立てようと思うからだ。

その活動のタイトル(チーム名のようなもの)を1行、自分らの名刺に入れようと思った。
お客様と名刺交換した際に、「お、こんなことをやってるんですか。実は我々も・・・」とそれで新たな仕事のきっかけになることが充分考えられるからだ。

私が代表して、書体を選び、現行の名刺に入れ込んだデザイン見本を用意し、申請書にいろいろ書き込んで社内のしかるべき部署に提出した。
1週間くらいして返事が来た。「せっかくの盛り上がりに水を差すようだがまかりならん」と。
理由は、「名刺に部署名と役職名以外のことを書くのは一切許されない」。

おかしい。名刺は営業ツールなんだから、そこに書かれていることが営業の役に立つものかどうかが最優先すべき判断基準のはず。なのに、この社内の「しかるべき部署」の人たちは「社内の部署名と役職名」という、社内論理しか見ていない。

私よりもエライ肩書きの人たちに交渉してもらい・・・やっと今日、許可が出た。

4ヶ月かかった。
先述した、私が申請書を書いたのは7月だ。まだ猛暑の始まる前のことだ。今日は11月だ。
名刺にたった1行入れるのに、実に4ヶ月。。。

いつもはお得意様にブランドやマーケティング戦略について偉そうなことを言っている(名刺の重要さも散々企画書に書いた)我々だが、自分の会社はこのざまか・・・。
会社の名刺に何か入れて、いったい誰がどんな迷惑を被るというのだろう? 名刺を神聖視しすぎだ。あるいは単にこうやって仕事の邪魔をして、自分らの部署のエラさを社内にアピールしたいのか?(あちこちの部署の、あんまり仕事のできなくなったおじさんたちが集まっている部署だから)

その「しかるべき部署」の連中の給料は我々が稼いだ売り上げから出ているが、なぜか私よりも連中の方が額がいい。まったくわけがわからない。

「内向き」の連中に管理されるのは本当に疲れる。純粋に、社外から売り上げを稼ぐことだけを考えて行動できたら、売り上げは今よりはるかにいいものになると思う。間違いなく。
(今イケてない企業は、どこも似たようなものなのだろうか?)


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2011.09.04 (Sun)

会議はケータイでやろう!

やめてくれ!
打ち合わせ中に携帯電話(社内PHS含む)で話すのは!

時間を割いて目の前にやって来ている私と、ダイヤルを押しただけでつながる電話の相手と、どっちが大事なんだ?
電話の方が大事なんだな?よくわかった。

今日も、アナタは30分の打ち合わせの間の15分を電話に使っていたな。私のその間の時間はどうなるんだ?私だって会社からお金をもらってるんだ。それとも私の時間など自分の時間と比べれば取るに足らないものだと思っていらっしゃるのか?

打ち合わせの30分くらい電話をどうにかしろ! 少なくともこっちは「電話じゃダメで、会って話さないといけない」とそっちが判断したからこうやって時間を割いてここにやって来ているのだ。

複数人数が出席の会議にはもっとひどいことになる。始終、誰かが電話で話していて、出席者全員が議論に参加している時間はほとんど無い。

生の話し相手の声と存在よりも、携帯電話の声の方を優先してしまうのだ。何故なのか理由はわからないが・・・。


●●●

私は提案します。
会議室での会議でも、全員、携帯電話越しに話をしましょう。隣の席の者に話しかけるのも電話で。



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00:43  |  大企業病を遊ぶ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  編集  |  Top↑

2011.08.25 (Thu)

「上の方の年寄り連中が・・・」

お得意様の企業に、若者向けのプロモーションや商品企画を提案する。
消費者調査も済ませ、受容性があることもバッチリ確認済みだ。「バッチリ」って死語ですが(笑)。

そういう時、お得意様の担当者から頻繁に出てくる言葉。

「私たちはわかるんです。でも、これじゃ上の方の年寄り連中がわからないので・・・」

上の方の年寄り連中、というのは決裁権を持つ上位の管理職や役員たちのことを指します。
消費者はOK、担当者もOK。でも、決裁権を持つ年寄り役員たちに理解できない。

そうして、とっとと商品開発を進めればいいのに、一番時間を割くのは、
「わけのわかっていない上の方の年寄り連中がわかるように提案書を作成しなおすこと」
ということになります。

「SNSを使って・・・」なんて話は最悪です。「上の方の年寄り連中」にはわかりませんから、かみくだいて説明するのにものすごく手間がかかります。面倒なのでその部分は削除します。市場で先鋭的だった企画はすっかり丸くなり、優位差別点を失い・・・。

中にはこんな企業もありました。誰もが名前を知っている大手有名メーカーです。
すでにターゲットの市場調査も終わってAという商品を作るのが最も市場性があることは明快なのに、上の方の年寄り連中は理解できないからという理由で、用の無いBという商品の企画をでっちあげ、しかもわざと企画に穴をあけておいて「こりゃダメだ。あえていうならAの方か」という回答を導き出そうという・・・ムダだ!(実話です)

大企業と呼ばれる企業ほどこういうことが多い。

うろうろと無駄な作業に無駄な時間と無駄な経費を費やしている間に、外国の競合メーカーがさーっと商品化して先に市場を奪って行きます。

どこの企業にもいる「上の方の年寄り連中」は、社員の誰よりも高い報酬をもらっていながら、いったい何をする人たちなんでしょう? 私にはよくわかりません。昔からいるのだから、何かしらの存在意義はあるのでしょう、きっと。

こんなイライラすることがものすごく多い、日本の大企業です。




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