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2014.04.27 (Sun)

〈目撃〉高齢化社会の象徴?

JR新橋駅の山手線および京浜東北線のホームは、高架の上にある。そこから地上の改札に向けて、一人幅の狭い下りエスカレーターが用意されている。一人幅なので、前の者を追い越すことはできない。

017.jpg
(写真は新橋駅ではありませんが、こんな感じです)

普段は、皆、立ち止まることなく、ゆるゆるとその下りエスカレーターを歩いて下りている。何しろ、日本一の「サラリーマンの街」新橋だ。乗客は皆、仕事で急いでいるのだ。立ち止まったりはしない。

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今日、出先から山手線で新橋まで戻ってきた私は、いつものように1階の改札に向かうその下りエスカレーターに乗った。一人幅で狭い。

いつもなら、ゆっくりした徒歩の速さで皆歩いて下っているのだが、この日は人の波は止まっていた。誰かが立ち止まって後続の流れを止めているのだ。

首を傾げて前方を覗き見ると、案の定、白髪の老人が止まった列の先頭にいる。老人の前は一番下まで空いている。この老人が流れを止めているのだ。お年寄りか、しょうがないな、と思う。若い現役世代の者のように、動くエスカレーターの上をさらに歩きながら移動するなどという行為は、運動神経の衰えたご老人には無理なのだ、と納得する。仕事も引退して時間に追われることも無いし、老人たちは何事もマイペースだ。年金も満額もらえているし、呑気なものだ。我々の世代はそうはいかない。うらやましい限りだ・・・我々勤め人の流れをせき止めて突っ立っている老人の白髪を見ながら、そんなことを考えた。

ところで、先ほどからその老人の動きがおかしい。白髪の頭が上に下に交互に動いている。
小さな子どもがよくやるように、エスカレーターを一段下りて、また一段上がって・・・ということを繰り返しているのだろうか。困ったことだ。ずっとやっている。身体が衰えている上に頭もボケているのか? 年を取ってもこんなふうにはなりたくないな、と思う。いやいや、お年寄りは弱者だ。あたたかい目で見てあげないと。

エスカレーターが下まで降り、床に平行になりかけたところで、老人の全身が見えた。私は驚きのあまり思わず声を上げそうになった。老人は「弱者」などではない。
その老人はエスカレーターに乗っている間ずっと、、、、





















その老人はエスカレーターに乗っている間ずっと、、、、両手で両側のベルトを掴んで足を浮かせて体重を支え、
ディップスを繰り返していたのだ

(ディップストレーニング)
basic-dips.jpg
なぜそんなところで筋トレをする?

疲弊した現役世代より、老人の方がはるかに元気じゃないか。
元気なのはいいけれど、現役世代の邪魔をするのはやめてくれ。こっちは時間で動いてるんだ。あんた達の年金を払ってるんだ。


(終り)
写真や図はWEBより勝手に拝借しました。

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テーマ : 日々のつれづれ ジャンル : 日記

14:19  |  通勤電車で観察  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑
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