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2015.06.11 (Thu)

〈ボクにはくれない〉ようやく手に入れたものは?

JR逗子駅は、神奈川県逗子市およびお隣の葉山町というリッチな街にお住まいの、リッチな方々が利用する、リッチな駅であります。

【1日目 一昨日】
会社帰り、地元のJR逗子駅までたどり着いて改札を出ると、白いポロシャツに黒いパンツというちょっとだけフォーマル感を出した軽装の兄ちゃん達が数人、帰宅客に何やらチラシを配っております。子どもやよほどの高齢のご老人以外には、誰彼となく手渡しております。配る相手は逗子駅を利用する成人全般。男女の区別も無いようです。いったい何のチラシでしょう? ユニフォームから察するに、新しくオープンしたレストランか何かでしょうか?

私が彼らの前に通りかかると・・・彼らはチラシを持った手を引っ込め、私をスルーしました。なぜ私にはくれない? 私はその商品のターゲットではないということか? 後ろの疲れたおじさんには手渡している。

何の商品だろう? そして私が顧客とはならない、と彼らが判断する理由とは? いや、たまたまなのか? 家に着いてからも、夜中まで考え込んでしまった。

【2日目 昨日】
改札を出ると、今日は女の子たちがチラシを配っていた。遠目に見えるそのチラシの色合いと、彼女達が着ているユニフォームから、昨日と同じものだということがわかった。

私が近づくと、昨日と同じく静かにスルーされた。チラシを配る相手の条件を、監督者からはどのように指示されているのだろう? その条件とは、一瞬目にする「外見」だけから判断できるものだ。私が適わないその「外見」の条件とはどのようなものなのだろう? そして、一体全体、その商品は何なのだろう?

私だけパスされることに(しかも2日続けて違う人から)、少しだけ傷つき、眠れない夜を過ごした。

【3日目 今晩】
今日もいるかな?と思い、いそいそと改札を出たら、いた。今日も女の子達だ。

今日はあらかじめ作戦を練っていた。自分から取りに行くのだ。さすがに3日目になると、受け取りを拒否する人もいる。私の前方の女の子が、2人続けて受け取りを断られた。私はすぐさま彼女のところに駆け寄り、右手を出して「ちょうだい」と言った。女の子は一瞬、当惑した様子の表情を浮かべたが、今日はチラシの減りが少なくて困っていたらしく、「ありがとうございます」と言って、1部手渡してくれた。ほんの少しだけ笑みを浮かべて(そんな気がした)。

その、ようやく手に入れた、私には配られないチラシとは・・・








メルセデス・ベンツの商談会だ。

一体、私の外見のどこに「コイツは顧客にはなりえない」と一瞬で判断できるものがあるのか、私にはわからない。当たっているのが恐ろしい・・・。

(終り)

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