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2015.11.29 (Sun)

子どもの躾(しつけ)にインセンティブ?

仕事を終えて自宅最寄り駅に着いたら、夜の9時を回っていた。
ホームで幼稚園児の女の子がぐずって言うことを聞かなくなったらしく、両親が往生している。夜の9時だ。もうその年齢の子は寝る時間だ。ぐずって当たり前だ。どこかに行楽に出かけていた帰りらしい。

母親がいくら言っても動かない。そこへ割り込んだ父親の言葉を聞いて、私は驚いた。
父親は大声で言った。

「○○ちゃん、あー、惜しい! 惜しいなあ。最後まで良い子にしてたらポイントが付いてたのに、これでマイナスポイントになっちゃった。ポイントが貯まったらまた連れて行けたのに、惜しいなあ。あーあ!」

女の子が泣き止み、この話に食いつく。

「えっ! 何ポイント貯まったらまた行けるの?」
「8ポイント」父親がいいかげんなことを言う。
「8ポイント?」女の子が俄然イキイキとした声で反応する。父親が続ける。
「でも今のでゼロポイントじゃなくて、マイナス1ポイントからスタートになっちゃった」

母親も入ってきた。
「あーあ、また良い子にしてポイント貯めなきゃ」

バカか、こいつらは。
「しんどくても最後までちゃんとしなきゃいけない」という大事な躾に、この親たちは「これをするとこんな得がある」という「インセンティブ」を提示しようとしている。
損得抜き理屈抜きに、いけないことはいけない、しなきゃいけないことはしなきゃいけない、というものがあるのだと、小さいうちに身に付けさすのが躾というものだろう。

こんなことでその場その場をしのいでいたら、子どもは何をするにも、「それで得られる報酬」が何なのかを求め、それと「しんどいこと」を天秤にかけて、やるかやらないか判断する癖がついてしまうぞ。
それで、もうちょっと大きくなると電車の中で老人や妊婦さんに席を譲らず、「それで私に何のメリットがあるのか、証明してくれたら譲りましょう」なんて言い出すんだ。

さらには、「どうして人を殺しちゃいけないんですか?ちゃんと論理で説明してください」なんて言い出す。いかにも立派なことに気がついた私はえらい、みたいな得意げな顔で。

ダメなものはダメで、そこに損得や理屈なんか無い。そういうことが、生きていく上でこの世には歴然としてあるのだ、ということを小さいうちに教えないでどうするんだ??
「結婚はコスパが悪いのでしない」なんて言い出すぞ。

この夫婦に言ってやろうと思い反転して歩み寄ったが、二人とものすごいバカ面だったので、やめてそのまま駅を出た。

●●●
帰りにセブンイレブンでプライベートブランドのボルドーワイン(千円)を買いました。今年はボジョレーヌーボーは置いてません。「今世紀最高のなんとか」とか「50年に一度と言われた昨年にも匹敵する・・・」とか、毎年どんなに美辞麗句を並べて宣伝しても、必ず大して美味くないんだから。どうでもいいものはどうでもいい。そこに理屈は無いのだと思いました。

(話が散らかったまま終り...笑)

熟成肉
写真は熟成中。有無を言わさず躾けられています。


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テーマ : 日々のつれづれ ジャンル : 日記

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