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2009.10.27 (Tue)

【投稿】 <あの人にオススメしたい、この1冊>

知人がIT media オルタナティブ・ブログというところで執筆しており、そこの運営事務局が表題の投稿を募集しているので参加してみたら?と誘いを受けました。

お題: 特定の誰かにオススメしたい本と、その理由を書いてくださいね。

下記、投稿のための文章です。

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モノ書きになりたい、いずれ小説を書きたいと思いながら、実現できずに働き続け、会社の中ではすでに管理職的立場。仕事に忙殺される日々。もうこのまま一生夢は実現できないのか?自分には何かできる力があるはずだ、と悶々としている、後輩の細川ケンジ君 (仮名・40代男性会社員) へ。
オススメする本は、、

『リアル鬼ごっこ』 山田悠介 著  (幻冬舎文庫)
リアル鬼ごっこ

30世紀の王国。王様のわがままで、自分と同じ「佐藤姓」の人間を全員抹殺するため、国を挙げての鬼ごっこが開催される。捕まった者は死刑。
このワンアイデアを小説として実現した、荒削りだけどエネルギーあふれる大傑作!

あ、おおかたの人がバカにしてますね。バカにすればいいです。(笑)


<細川君にオススメするる理由>
・夢を実現したいなら、具体的に動け!
・熱い想いとアイデアがあるなら、技術は後からついてくる!
・立ち止まるな!書き続けるんだ



「少年の頃の夢をひとつずつ捨てて、人は大人になって行く」なんて年寄り臭いことを言うつもりはありません。

人生、いつまでも夢を追い続けていていいんだと思います。何歳になったから夢は諦めなきゃならない、なんて決まりは無い。夢のために何かを犠牲にする、なんて古い話だ。仕事も夢も両方やればいいのです。

大事なのは、その夢の実現のために具体的に何か行動を起こしているのか?ということ。
「チャンスが無かった」とか言いながら、実は挑戦すらしていなかったのでは? 負けて、そこで夢が終わってしまうことを恐れて (ホントは終わったりしない。何度でも挑戦すればいいんだけど)、戦うことを避ける言い訳ばかりをさがしていたのでは?

本職の物書きになるには文章力を磨いてからじゃないと、と躊躇する細川君。
でも人を魅了する文章は、技術で紡がれたものではないはず。君もそう思うでしょう。これまで心ふるわせた小説の数々は、文章力に感激したんですか? そうではなく、作者の情熱、発想力、ストーリー展開の秀逸さが君の頭を、心を打ったのでは?
音楽も同じ。キース・リチャーズは上手いか?ジミー・ペイジはミスタッチだらけだ。(失礼)

40歳を超えて、昔の言葉では「不惑」であるはずなのに、いまだに「物書きになりたい」という夢を抱き続け、惑う、細川君。
思い始めたのは高校生の頃からだから、かれこれ四半世紀以上になる。そんなに長い間思い続けているなんて、何て熱い夢なんだ。
若者の夢よりも、40歳を越えた君の夢の方が、きっと熱い。まちがいない。
ちょうど、若者のロックバンドよりも、中高年のおやじバンドたちの方がロックミュージックへの熱が高いのと同じだ。夢の「年季」がちがう。夢の年季。いい言葉じゃないか。

この『リアル鬼ごっこ』は、山田悠介の若干20才の時のデビュー作。発行部数100万部 (Wikipediaによる) となる大ヒットとなった。文章が稚拙ということで、オトナたち、そしてわけ知り顔の人たちには散々叩かれた。鬼の首を取ったように。(激しい嫉妬なのだ。笑)
でも、実際に読んでみるといい。圧倒的なストーリーテリングの力の前には、文章力なんて大した問題じゃないことがわかる。街を駆け抜ける主人公の佐藤翼と一緒に、読んでいるこちらも全速力でページの上の文面を走り、興奮する。文中の主人公の疾走は、この新生・山田悠介の破天荒なエネルギーの投影だと感じる。
(文章については、文庫化にあたって随分と手直ししたらしいが・・)

彼は「アイデアでは人に負けない」「とにかく書きたい」、という熱い想いだけで、世に出てきた。
最初、書き上げたこの原稿を自費出版の出版社に持ち込んで、まず『書籍』という形にした。

形にすることが大事だ。形にしないと何ごとも始まらない。
ここが分水嶺だ。
まず形にしてみる。具体的に動いてみる。

どう動くか戦略を考える?
考えなくていい。これまで、ずっと考えてきたじゃないか。考えることは身を縛る。今は考えずに動くんだ。
「考えずに動け」と言われても、知らないうちに頭は考えている。それが若者とはちがう、人生経験を積んだ中年の強みだ。だから、あえて、何も考えずに、走れ。

『リアル鬼ごっこ』、バカにせずに読んでみることをオススメする。
こうやって、まず行動し、形にして、それから力量をつけて行った青年(著者)がいるのだ。
圧倒的な疾走感をともなった迫力あるストーリーからも、「やりたいことがあるなら、立ち止まったら負けなんだ」「走り続けなきゃ」という、決意のようなものが沸いてくるはずだ。

もし、やはりバカにして「こんなの、オレにも書ける」と思ったら、それでも全然OK!
そう思うなら、書いて書いて、書きまくれ!
(山田悠介はその後、現在28歳にしてすでに25冊の著作を世に送り出している。8年間で25冊だ!黙々と修行僧のように書き続ける日々を送っているのだろう)

形にするんだ。具体的に動くんだ。
(なんか「相田みつを」みたいなダサい締めだけど。 笑)


「物書き」だけではなく、何かやり残してきた夢を引きずっている、すべての人にオススメします!
(もちろん、私自身も含めて・・・・)




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テーマ : 紹介したい本 ジャンル : 本・雑誌

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■後輩の細川ケンジ君へ、ワタシも!

ロニーさん、こんにちは。
ばんちょ~ from ITmediaです。

細川ケンジ君(仮名)の背中をワタシにも押させてください。

ケンジくーん、夢はねー願えば叶うものではなくてねー、夢は実行して叶えるものなんだよー。
ケンジくんより年上で、まずは実行(自費で本を出版)して、チャンス(メジャーからの出版)をかなえた人もいます。
実行あるのみ、Go!Go!ですよ。
ばんちょ~ |  2009.11.02(月) 18:53 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 後輩の細川ケンジ君へ、ワタシも!

番長様

コメントありがとうございます。
細川ケンジ君(仮名)に、伝えておきます!

逗子のロニー |  2009.11.03(火) 09:11 |  URL |  【コメント編集】

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2009/11/17(火) 12:00:41 | 事務局だより

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